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スタッフ日記

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第56回砥部町文化会館友の会講座「砥部12か月ーこの町の魅力ー」 「広田の青年がみた松山空襲の体験」催事終了報告

令和5年7月29日(土)第56回砥部町文化会館友の会講座「砥部12か月ーこの町の魅力ー」
「広田の青年がみた松山空襲の体験」を開催いたしました。

旧広田村村長で、今年94歳の肥田禎之さんを講師にお迎えし、約120名を前に松山大空襲の体験を語っていただきました。
肥田さんは1945年7月の松山大空襲時、広田を離れ、松山市上一万付近の松山農業学校(現愛媛大農学部)の学生寮「石鉄寮」で暮らしておられました。午後11時過ぎに警報が鳴りやむとすぐに大型爆撃機が来て、あっという間に周りが火の海になったということです。
肥田さん自身、防空壕に避難したが、別の防空壕に避難した後輩たち5人が犠牲になったそうです。そして広田の実家に徒歩で帰る途中に見た焼け野原の光景、草履を分けてもらった体験等を赤裸々に語られました。

「戦争だけは起こしたらいかん…」戦争の悲惨さと平和への願いを強く訴えられた講演でした。

講師の肥田さん、ナビゲーターの岡野さん、武田さん、そしてご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。